ここいばと射場美波さんについて長々書き連ねてみた
僕をある程度知っている人は、ツイッターとかで「ここいば」という言葉を目にしたことがあるかもしれない。
ここいばというのはラジオ大阪というラジオ局で日曜の夜に放送されている新人声優の番組である。
ふとしたきっかけで聴き始めたここいば。
気づけば半年以上毎週かかさず(ちょっとはラジオクラウドで聞くこともあるけど)聴いている。
毎週あっという間の時間だ。
どこが良い番組なのかと聞かれると、三人の組み合わせの良さである。ラジオから聴こえる三人はまるで幼い頃からの仲良しなのかと思うくらいだ。実際はオーディションで選ばれた三人。三人にそれぞれの良さがあり、その良さが相乗効果で更に高められている。
とかかっこつけて書いたけど結局は仲良し三人組が毎週キャッキャしてるのを聴いて「良さ味がある」とか言ってるだけなのだが。
そのここいばの出演者のひとりが射場美波さんだ。
射場美波さんは兵庫県出身で現在のお仕事としてはこのここいばが唯一のレギュラーである。(念の為書いておくと、声優戦国時代とも言われるこのご時勢に地上波のレギュラー番組を持っているだけでも十分すごいことである。)
僕は射場美波さんを三人の中でも特に応援している。(香里さん、小山さんももちろん応援してますよ!!!)
射場美波さんはどんな人かと言われると僕は〈普通の女の子〉だと答えるだろう。
番組だったり、番組のイベントから受ける印象はまさにどこにでもいそうな人なのだ。しかし僕はその普通さが良いと思っている。
声優戦国時代において特に女性声優さんは何かと個性といった演技以外の部分も多く求められるような風潮がある。(それがすべていいとも思わないが、やはりファンとしてはそういう部分も見てみたいと思うのは性か) そういう風潮の中で射場ちゃんの普通さは逆に個性とも言えるしそれが魅力的に思えるのだ。
そして射場ちゃんはお仕事にひたむきで謙虚なのだ。
毎週の放送では週替りの企画にいつも一生懸命頑張っている。もちろんそれはメンバーの残り二人にも言えることだけれども、僕には特に射場ちゃんのひたむきさが印象に残るのだ。3月に開かれたイベントではステージ上で台本に一生懸命目を通してペンで書き込みをしている姿の真剣さは心惹かれるものがあった。
ひたむきさは我々ファンに対してもそうだ。
ここいばの魅力はイベントでの距離の近さもある。(これは番組プロデューサーのかねやん氏の意向でもあるが)
そのイベントでの番組グッズを出演者の三人から手渡ししてもらえる「お渡し会」での射場ちゃんはファンとのお喋りでも一生懸命だ。こちらとしては憧れの人だからどうしてもうまく言葉が出ないのだがそれでも絞り出した言葉に精一杯返してくれる。そしてお渡しが終わったあと、とびっきりの笑顔で手を振ってくれる。もうこれだけでイチコロになってしまう。
長々と書いてしまったが射場ちゃんの魅力は声優という仕事に真面目であるというところに尽きる。そんな人は世の中に多くいるだろう、それでも射場ちゃんには特に心が惹かれるものがある。これ以上は僕の稚拙な語彙力では説明できないきがする。
ここいばは一周年を迎え、放送は二年目を迎えた。大変喜ばしいことだ。番組というのは常に改編(要は打ち切りだったり縮小)との闘いだ。放送局もお金にならない番組は容赦なく打ち切る。ここいばはCMスポンサーのない番組であり(とは書いたが詳細な広告のシステムは知らないので放送でのマネタイズとして目に見えない部分もあるだろう)、収益は番組イベントやグッズ販売がメインに。それもあり、リスナーとしても打ち切りがあったらどうしよう…なんて思った人もいるだろう。
それもあってか射場ちゃんはこんなことをツイートしていた。
お渡し会が出来ることグッズを作って頂けること、ラジオを続けさせて頂けること、全然当たり前じゃないと思っています。
— 射場 美波 (@mnm_iba) 2018年3月24日
全て支えてくださる皆さんのお力によるものです。
2年目も皆様に応援したいと思ってもらえるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました! pic.twitter.com/nxK4KYJbIF
当たり前じゃないことをしっかりと噛み締めている射場ちゃん。ますます好きになってしまった。
ラジオ大阪が開く大規模なアニソンライブにも出演が決まったここいばはこれからどうなっていくのか楽しみで仕方がない。
そして射場ちゃんがここいばと共に成長する姿をこれからも応援していきたい。早くアニメで射場ちゃんの活躍が見てみたいと願ってやまない。